フューチュラヨークシステムはいらない

2dayアサルトのアイキャッチ画像バックパック

トラビス
トラビス

なかなか攻めたタイトルだけどだいじょうぶ?

ひろあき
ひろあき

たぶん大丈夫だ
私にはあれ、いらないと思ってる

トラビス
トラビス

ほぅ、そんなこと言ってだいじょうぶ?

この記事では

・ヨークシステムがいらない人/必要な人が分かる
・実際にテストした所感がリアルに分かる

結論から、

個人的な感想ですが、私にはヨークシステムは不要だと思っています。大多数の人達に私が勧めたいのはアーバンアサルトです。

ヨークシステム自体は素晴らしい画期的な機構だと思います(はじめてみたときビックリしました!)が、必要としていない人にとっては無用の長物なんですよね。

たとえば、アーバンアサルト21と2dayアサルトの比較で悩んでいた人がいた場合、フューチュラヨークシステムの有無って結構気になると思うんです(スペック気にする人は)

要点を先に申し上げると、いらないと思う理由は・・・

  • リュック本体が重くなる ←超重要!!
  • 重くない荷物ならそんなに変わらない
  • 値段が上がる
ひろあき
ひろあき

ワクワクするけど、別になくてもいいんだよな
だがしかし、私は多少重くても体感できるような重量物を運搬しなくても、しっかり対応しているモデルを購入する
リュックマニアですからね

では、どんな人には必要でどんな人にはいらないのか実験を交えて説明しましょう。

フューチュラヨークシステムとは何か

ユーザー1人ひとりの背面長や体格に応じて、ジャストフィットができるよう、パックの背面長を無段階調整することを可能にしたフューチュラヨークシステム。
(中略)
背面長を適切に調整すると背中のカーブとピタッと重なり抜群のフィットが得られます。パックに内蔵されるフレームは荷物の荷重を受け止め伝達・分散させる役割に特化し、ヨークに内蔵されたフレームシートアジャスターが背中への優れたフィットをもたらします。この目的に最適化させた独自の複雑で堅牢なフレーミングが優れた荷物運搬性能を発揮するのです。
引用元:ミステリーランチ公式HP

要は何かというとフィットなんです。身体にいかにフィットさせて運搬している荷物を安定して運ぼう、楽に運ぼう、というのが目的です。

身体にフィットしていないリュックを使って重量物を運ぶときついことは誰しも経験していると思います。

逆に完璧にフィットさせたらどうなるか?

これって意外と経験したことがない人が多いんじゃないかと思うんですが、確かに楽になります。

私、登山系のザックは範疇外なので精通していないのですが、登山をされる本格的な方々のお話を耳にする感じ、フィッティングはとても重要らしい(もっと難しい話をしてらっしゃいますけど)です。登山素人ながらも想像に難くありませんが、すぐ痛くなっちゃうみたいですね。

フューチュラヨークシステムとは、その重要なフィットを作るための機構です。

トラビス
トラビス

なるほど、確かに重要そうだし、よーくしすてむあった方がいい!

ひろあき
ひろあき

落ち着きなさい。ほんの数キロの荷物を持って階段しか登らないならいらないよ。マニアなら必須だけどな。ワクワクする。

フューチュラヨークシステムの構造

まず外観から。明らかに左右の画像で違いがありますね。

ヨークシステムをうつした
出典:ミステリーランチ公式 にょいーんと伸びてます

肩の部分は分かりますね、明らかに高さが違っています。

要は体に接する背中、肩、胸、腰でギュっとフィットさせてあげる、というのがフューチュラヨークシステムの思想です。

実際、ちゃんとフィットしているリュックだと、重いことには変わりはないけど、意外とイケるかも、という気にはさせてくれます。

だがしかし、街中で腰までストラップつけてる人を見たことがあるだろうか。あれ邪魔だし、そんなすごい物を運ばないから多くの人はベルトごと外しちゃうんだよね。

ひろあき
ひろあき

要は荷物がそんなに重くないから、辛いと思ってないってことなんだろうな。あまり長距離歩くこともないしな

フューチュラヨークシステムの重さ

あまり語られることはありませんが、確実に重量は増します。本体重量を犠牲にし、フィッティングを追求したシステムです。

でも、どのくらい重くなるのかデータないんですよね・・・

ただまぁ、軽い方が良いことに間違いはないです。

性能の悪い1kgのリュックと高性能な2kgのリュックを比較すると、「1kgの荷物を入れた1kgのリュック」=「空の2kgのリュック」です。これは性能の悪いリュックで十分。

しかし、荷物が15kgになると状況は一変します。

「たった1kgくらいの増加なら性能の良いリュックが良い」となるのです。

運搬する距離と時間の問題

たとえば、車から車に移動するような徒歩時間が短い人。家を出てから駅までかなりの距離を歩く人、自転車で移動する人、そして時間が長い人。

全員が同じリュックで良いはずがありません。

この観点から、フューチュラヨークシステムを必要とする方は「長距離(長時間)×超重量」という方です。

どちらかの要素が該当しない方は、リュック自体を軽量化(もしくは軽量で背負い心地にも気を配った商品)させた方が満足感は高いです。

グレゴリーは背負いやすさと重量のバランスが最強です。

フューチュラヨークシステムがいる人、いらない人

イメージは分かったと思いますので、更に具体的に検討してみました。

これはリュックを売るサラリーマンとしての経験、自分が背負ってテストした結果(米を搭載)から検討した内容です。

●テスト内容
ミステリーランチ 2dayアサルトを使用
ヨークシステムでフィッティングさせる/させないの2パターンで確認
荷物の重量は2kg、5kg、10kg、15kgの4パターン
 
 
ひろあき
ひろあき

文字にすると簡単だけど、実際にやるのは大変だった・・・

フューチュラヨークシステムが必要な人

私の結論

10kg以上の荷物を日常的に1時間以上は運搬するであろう人なら合った方がいい

重量級の荷物を搭載すると、しっかりとフィッティングされている状態とそうではない状態で疲労度が1.5倍くらい違いました。

そんなに?と思うかもしれませんが、15kgがゆるゆるの状態で左右上下に振られると揺り戻されるたびに体幹を駆使することになるんです。そして肩も重量かかりすぎてしんどくなる。

あと、10kgとか15kgとかあると、本体が多少重かろうが訳が分かりません。山とか登ったら違うんでしょうけど、街中なら私にはわからんかったです。

トラビス
トラビス

重い荷物がゆさゆさゆれたらしんどいよね

フューチュラヨークシステムがいらない人

私の結論

せいぜい5kg程度の荷物で1時間未満しか歩かない人はいらない

アーバンアサルトがお勧めです。フューチュラヨークシステムにこだわる必要はありません。

5kgというのが微妙なラインだったんですが、確かにヨークシステムでフィッティングした方が何となくラクではあります。1時間歩いたら、まぁヨークシステム合った方がいいかなぁ、うーん、という感じです。

元から軽いアーバンアサルトとかグレゴリーのリュックの方が絶対に疲れない。

これが2kgとかの軽量になると顕著になって、多少フィッティングがおかしくても疲労度に影響はありませんし、むしろリュック重すぎ!となります。絶対軽いリュックを使って運んだ方がラクだ!と感じます。

2dayアサルトは空っぽでも1.4kgなので重いんですよね。

で、結局フューチュラヨークシステムはいらないのか

ミステリーランチもそうだけど、アークテリクスとかグレゴリーとかいろいろあるけど、一定レベル以上のリュックってどれも背負いやすいから、やっぱり必須ではないとは思います。

アーバンアサルトとかものすごくよくできてますし。

でも、利用用途によっては合った方が絶対に良い優れたシステム。結局、リュックって用途に合わせてチョイスするのが一番大切ってことですね。

トラビス
トラビス

ぼくは荷物ないから軽いのがいいな

ひろあき
ひろあき

あ、え、ナイのね。
・・・だが、そんなキミには超軽量のエコバッグというものがある。
しかし、なんとなく検索したがエコバッグ界もすさまじいバリエーションで奥深い、興味深い


コメント

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